日本の風俗の歴史と現在の状況

日本では、古代から女性による男性への性的な接待が行われていました。やがて、性接待は商売として確立するようになり、16世紀になって遊郭が誕生します。遊郭といえば東京の吉原が有名ですが、実際は日本各地に存在していました。 この遊郭が、現在の性風俗産業のルーツとされています。ただ、遊郭では本番行為が認められていたようですが、現在の日本の性風俗業では本番行為は売春とみなされるため、一切認められていません。 日本で売春行為が禁じられるようになったのは、1958年のことです。売春防止法が制定され、売春行為は違法とされるようになりました。 さて、現在も存在するファッションヘルスが誕生したのは1980年前後とされています。ミニスカートのみを着用したウエイトレスがサービスを行うノーパン喫茶がその端緒とされるファッションヘルスは、80年代後半のバブル時代に爆発的に増加しました。 この時期にはソープランドも数多く新規開店しています。ただ、その多くはバブル期の終わりとともに姿を消しました。現在では取り締まりの厳しくなった風営法の影響もあり、店舗型風俗店の数は往時と比べて非常に少なくなっています。 現代の日本の風俗業界でメインストリームに上がっているのはデリヘルです。電話一本で自宅に風俗嬢がサービスに来てくれるデリヘルはとても人気があります。 このように、日本の性風俗業は時代とともに変化してきました。法律による規制や景気の変化に翻弄されながらも、その歴史は脈々と受け継がれているのです。